CAUTION!!
このお話は、読み手を制限する要素が含まれております。
何でもドンと来いやあ!とおっしゃる勇者様は、そのままお進み下さい。
なんだか嫌な予感がする方は、以下をクリックアンドドラッグで反転してください。
警報が出ます。
もしくは回れ右でお帰りください。





女体化注意警報発令中!


苦手な方は即ゴーバックプリーズ!!










華燭の典




 

いやだ、と暴れて叫んだところで、どうにもならないことは分かっていた。
捕まれば最後、彼が満足するまで離してもらえない。
ただ少しでも早く嵐が通り過ぎるのを待つように、激情を抑えてじっと我慢する他なかった。
 
「ぃ…つっ、……ぁ」

大ぶりではないが、形の良い乳房をぎゅっと掴まれて、痛みに小さな悲鳴をあげる。悲鳴すら雲雀を煽るだけだと知っていても、反射的なものだから仕方がない。唇を噛み締めて獄寺は顔を背ける。
それを許さないとばかりに細腰をソファに押さえつけられ、肉杭が一気に奥まで押し込まれた。浅く深く、分泌液でぬかるんだ膣内を蹂躙される。
ぐちゅ、ずちゅ、と下着をずらされただけのスカートの中からは、卑猥な水音がひっきりなしに聞こえてきた。意識を逸らそうとしても無駄で、快楽に引きずり込まれた獄寺は羞恥に苛まれる。

「何が嫌なの? 気持ちいいんだろ?」
「ひぁぁっ!……ぅう…」

陰核を親指の腹でぐっと潰され、びくんと体が跳ねる。高圧電流に触れたように真っ白に飛びそうな頭でも、胎内から熱い液が湧き出てくるのが分かる。革張りのソファも、結合部を探る雲雀の手もしとどに濡らしていく。

「ほら、ここも喜んでる」

酷薄に笑んで雲雀が見せたのは、獄寺の愛液に塗れた指だった。人差し指と中指を開けば透明な糸が間を繋ぐ。
ひく、と喉が鳴った。

「ねえ、どうしてイタリア(むこう)に行こうとするの? そこに僕はいないよ」

雲雀が再び腰を激しく揺さぶる。摩擦が与える快感に、荒淫に馴らされた獄寺の内部は悦び、もっと貪ろうと蠕動しては茎を食い締める。雲雀の熱を直に体内で感じた。
どう答えていいか分からず、獄寺はただ首を左右に振った。それを完全な拒絶だと受け取った雲雀は、「そう」とひどく冷たい声で呟いた。

「でも、逃がさない」
「……っ!」

その声の異常な低さにぞっと寒気を覚えた獄寺が、本能的に脅えて雲雀の下から逃れようとするが、華奢な手足を白くなるほど握られて敵わない。
より大きく脚を開かされ、膨らんだ茎で子宮口に届きそうなほど奥を抉られた。

もうすぐ、もうすぐで終わる。

雲雀の呼吸と中の感触で泣きそうになりながら悟り、獄寺は必死に震えを堪えていた。常とは違う雲雀が不安で仕方なかったが、どうすることもできない。
面倒だから、と雲雀は決して中で出したりはしない。中の感触を愉しみたいからと、避妊具を着けない時は外で出した上に、ピルを飲ませるし、コンドームを着ける時はいつも獄寺の手で着けさせていたが、用意は雲雀がしていた。獄寺もリスクを負うつもりはなかったので、素直に従っていたが。
喘がされ、霞む目で見上げれば、雲雀が漆黒の目で制服の裾から覗く白い腹を、見つめていた。感情の見えないその目は何を、映しているのか。

あと少し。
いつもなら、あと少しで解放が待っていた。
なのに。

「孕ませてあげるよ」
「っぇ……!?」
「そうすれば、君はどこへも行けない」

壊れた瞳に、映っているのは戦慄する自分。獄寺はもがいた。腕を突っ張り腰を捩って脚をばたつかせ、全身で拒んだ。

「ぃ、……やぁぁぁあ、っ! やめろ…ヒバリ、ひばり……っ!!」
「やめない」
「お…ねが……ぃ、抜いて……っ!……いや、だ…ぁっ、……」

嬌声交じりの悲鳴を、雲雀は心地良さそうに聞いていた。腰は繋げたまま、離さない。
終わりは近い。そして始まりも。

「僕の子、産んで」
「ぁう、っ…ダメ、だ!…中には……出さないで……ぇ…っ! ぁ、いや、っぁぁあぁぁぁああっ!!」

だが、懇願もむなしく、次の瞬間には胎内に精液がぶちまけられていた。どくどくと子宮を満たす子種を、一滴たりとも零さないよう、ぴっちりと雲雀のものが膣口を塞いでいる。
絶頂と絶望の狭間で、放心した獄寺の頬を涙が伝っていった。
ぐったりとソファに沈む獄寺の痙攣している内腿を撫でると、雲雀は再び腰を動かし始める。勢いを取り戻した肉棒は、愛液と精液が交じり合う狭い孔を擦りあげる。
色素の薄い、虚ろな目が見開かれる。また一筋涙が零れ、雲雀は唇を寄せて舌で掬った。

「孕むまで終わらないよ」

飛び立つ為の羽を、全て毟り取るまで。
耳元で囁かれる言葉は甘い毒のよう。獄寺を蝕み、やがて殺す。
それから失神するまで、獄寺の悲鳴が止むことは無かった。
狂気に彩られた華燭の典は、延々と続く。





はい、どーも変態・都雪です☆(本当に否定のしようがない)
イベントで本お買い上げの方におつけしたペーパーより抜粋です。
ほんと…また酷いことを……でも大好き!こういう男性向(?)ネタ!
しのづかさんと「やっぱ女体と言えば、この『出さないでー!』的なネタだよね」と意気投合。(すんな!)
うん、めっちゃ楽しく書けました!!(HENTAI!!)
もう一本ペーパーにはツナ獄のエロ話(not女体)もついてるんですけど、そっちも割と酷いです。(あーあ)

しかし、女体エロって需要あるのかなあ…。
ここで猛烈に飢えてるヤツがいますけど、世の夢見る乙女のみなさんはどうなんですかね。
女体化好きでも、もっとリリカルなやつを希望してるのかなあ……。




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